障害年金について調べている方から、よく聞かれるのが
「書類って、やっぱり大変なんですよね?」
という声です。
インターネットでは
「書類が多い」「難しい」「途中で挫折した」
といった情報も目にしますが、実際のところはどうなのでしょうか。
この記事では、障害年金の申請に必要な書類と全体の流れ、そして実際の負担感について、良い面・大変な面の両方を正直に解説します。
障害年金の申請は「書類中心」の制度です

まず前提として、障害年金は書類によって判断される制度です。
面談や口頭説明で決まるのではなく、提出された書類の内容をもとに審査が行われます。
必要書類は決して少なくありません
一般的な申請で必要になる書類は、主に次のようなものです。
- 年金請求書
- 診断書
- 病歴・就労状況等申立書
- 初診日を証明する書類
- 戸籍や住民票などの添付書類
これを見ると、「やはり大変そう」と感じる方も多いでしょう。
申請全体の流れと、それぞれの負担感

ここでは、申請の流れに沿って「どこが大変になりやすいか」を見ていきます。
① 初診日の確認・整理(負担:やや大きい)
最初のステップが「初診日の確認」です。
- どの病院が最初か
- いつ受診したのか
- 証明書類は取れるのか
を整理する必要があり、時間や手間がかかりやすい部分です。
② 診断書の作成依頼(負担:中)
次に、医師に診断書を依頼します。
病院に依頼する→作成を待つ→内容を確認する
という流れになりますが、「何をどう伝えるか」で悩む方も多いポイントです。
③ 病歴・就労状況等申立書の作成(負担:大)
多くの方が「一番大変」と感じるのが、この申立書です。
- 発症から現在までの経過
- 仕事や生活の変化
- 困っていること
を文章でまとめる必要があり、精神的な負担も大きくなりやすい工程です。
④ 提出・審査待ち(負担:小〜中)
書類がそろえば、年金事務所へ提出します。
提出後は、結果が出るまで数ヶ月待つことになりますが、場合によっては追加書類の依頼が来ることもあります。
「待つ時間が長くて不安」という声もよく聞かれます。
書類作成が「特に大変」と感じやすい人の特徴

実務上、次のような方は負担を感じやすい傾向があります。
精神疾患や認知機能に影響がある場合
- 集中力が続かない
- 過去を振り返るのがつらい
- 文章を書くこと自体が負担
と感じる方も少なくありません。
通院歴・就労歴が長く、複雑な場合
- 病院が多い
- 仕事を何度も変えている
といった場合、整理に時間がかかりやすくなります。
「大変=できない」ではありません
ここまで読むと、「やはり自分には無理かもしれない」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、障害年金の申請は、
- 一気にやる必要はない
- 一人で全部やる必要もない
という点も知っておいてください。
家族や専門家のサポートを受ける選択肢
- 家族に話を聞いてもらう
- 書類作成を手伝ってもらう
- 専門家に相談する
といった形で、負担を分散しながら進めることも可能です。
実際に多いのは「途中で止まってしまうケース」

相談の現場では、
- 書類を集め始めたが止まっている
- 申立書が書けずに何か月も経っている
というケースも珍しくありません。
止まってしまうのは珍しいことではありません
体調や生活状況によって、申請が思うように進まないことは自然なことです。
「止まってしまった=失敗」ではありません。
まとめ|負担感を知ったうえで、無理のない進め方を
障害年金の申請は、正直に言えば 楽な手続きではありません。
しかし、
- どこが大変かを知る
- 無理をしない
- 必要に応じて相談する
ことで、進め方は大きく変わります。
「どれくらい大変なのか」を知ったうえで、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
障害年金の初めての申請についてまとめたページもありますので是非ご参照ください。
障害年金の申請方法(初めての方へ)
