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受給事例

立位保持困難で手指も思うように動かせない関節リウマチの方が障害厚生年金3級認定

概要

  • 64歳・女性・愛媛県
  • 関節リウマチ
  • 指の変形、握力低下、細かい作業ができない、階段昇降困難、立ち仕事困難、転倒、強い腰痛

相談から申請までの経緯

相談

相談者様はもともと腰痛を抱えていましたが、ある時を境に痛みが激しくなり、支えがなければ歩けないほどの状態に悪化しました。
当初は腰の痛みが中心と考えられていましたが、次第に手指の痛み・変形・動かしづらさも進行。
ついには調理や着替えなど、日常のほとんどをパートナーの助けに頼る生活となりました。
仕事でも配慮を受けながら短時間勤務を続けていましたが、立位保持が難しく、手を使う作業も困難となり、離職を余儀なくされました。
生活の不安が大きくなり、当センターへご相談いただきました。

治療と生活の状況

リウマチ治療の開始により、多少動ける時間も出てきましたが、朝は強い疼痛で起き上がれず、一人での入浴・着替え・外出が困難な状態は変わりません。
腰痛と関節痛により前屈動作ができず、靴下も履けないためパートナーの支援が不可欠です。
また、屋内移動でも壁や家具を支えながら慎重に歩く必要があり、外出はほとんどできません。階段は介助がなければ上り下りできません。

申請までの経緯

初診の段階では診断が確定しておらず、経過とともに関節リウマチの進行が明らかになりました。
手指の機能障害と歩行障害が同時に生活へ深刻な影響を及ぼしていることを、医師の診断書だけでなく詳細な生活状況の記録によって丁寧に補足し、障害厚生年金3級として認定されました。

結果

等級

障害厚生年金3級認定

受給額

年金額 約63万円

まとめ

関節リウマチは症状に波があり、進行も人それぞれです。
「まだ働けているから…」と申請をためらわれる方も多いですが、今回のように就労継続が難しい状況が続けば、支給対象となる可能性は十分にあります。
家事や身の回りの動作がどれほど大変になっているか——
その「生活の困りごと」を丁寧に整理することが、認定につながりました。
「治療と仕事を両立したいけれど限界…」そんなときは一度ご相談ください。

障害年金の申請でお困りではありませんか?

肢体の障害(脳梗塞後遺症、脊髄損傷、関節リウマチ、変形性関節症、切断・麻痺など)で歩行や身の回りの動作が難しくなっている方は、障害年金を受給できる可能性があります。

当センターでは、初診日調査・診断書の依頼文作成・申立書の作成まで丁寧にサポートしています。
まずはお気軽にご相談ください。

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